インドネシアの青い海に囲まれたバリ島から、クリームバスは伝わってきました。

起源は今から約400年も前に遡ります。クリームバスとは非常に歴史と伝統のあるヘアケアの一種というわけです。少しタイムスリップして、当時の様子を見てみましょう。ここは17世紀、まだまだ科学や文明のそれほど発達していない時代です。しかし、そんな中でも一際目を惹く王宮がありました。その一室、それがジャワの王室です。

ここで行われる女性の洗髪は、衛生的な意味を持つだけではありませんでした。庶民からの尊敬と憧れを保つため、輝くように美しく、潤いの溢れる黒髪を持つということは、王室の女性にとっての義務だったわけです。このように、クリームバスとは当時の上流階級の女性だけが、美しさの証として施されることが許されるものでした。しかし、その効果があまりにも目を見張るもので、情報を得た庶民の間でも徐々に広まっていくことになります。

当時はまだクリームバスとは言われていませんでした。現在の形が確立されたのは、バリ島を訪れた欧米の人たちの技術が伝承されてからです。今と変わらずリゾート地として認知されていたバリ島には様々な外国人が観光に来ていました。現地の女性の黒髪に驚いた欧米人は、クリームを使った洗髪に自身のマッサージ技術を組み合わせました。これが王室の女性たちに大変気に入られました。髪を美しくしながら、マッサージの快感も得られるということで今のスタイルが広まったわけです。

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