クリームバスとはバリエステの一種であり、インドネシアのバリ島に古くから伝わる女性の髪の美しさを保つために行われていた美容法です。

クリームバスは17世紀のジャワ王室で行われていたのが始まりとされていますが、当時から美しい髪は女性の美の象徴であったようです。クリームバスは王室から次第に庶民にも伝わっていき、一般化していきました。18世紀のはじめ頃からは、バリエステが欧米でも評判となり、クリームバスはヨーロッパのマッサージ技術の影響も受け、現在のスタイルへと発展していきました。

クリームバスの手順としては、まず髪と頭皮を洗って清潔にしてから暖かいクリームをつけてマッサージをし、頭皮をほぐしていきます。その後、クリームの美容成分をしっかり髪と頭皮に浸透させるため、クリームをつけたままスチームをあて、最後にクリームを洗い流して終了です。クリームバスとは暖かいクリームを頭皮全体につけていくので、頭のお風呂=bath(バス)のようだという意味から、その名前がつけられました。

使用するクリームはインドネシアならではのハーブや果実などをブレンドしたクリームが多く、植物成分が髪と頭皮に栄養を与えてくれます。また香りの種類も豊富で、香りによるリラックス効果により心と体のバランスを整えることもできます。クリームバスとは髪を美しく保たせるだけの美容法ではありません。シャンプーでは落としきれなかった頭皮の汚れを浮き出させ、頭皮の痒みやフケ、抜け毛などを防ぐ効果もあります。またマッサージによって頭皮のツボを刺激することで、疲労回復やリラックス効果、リンパの流れを良くし、血行を促進させる効果も期待できます。

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